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沖縄ではヘチマを野菜として食べる。

えっ!ヘチマってタワシじゃないの!?
って最初ちょっぴり驚いた。

完熟したヘチマは完熟すると繊維が固くなるため、タワシとして用いられるけど
沖縄では繊維のあまり発達しない食用品種が栽培されていて
繊維が固くなる前の若い実を収穫して食べる。

ちなみに沖縄ではヘチマのことをナーベラーと呼ぶ。
語源は鍋洗い(ナベアライ)→ナーベラー
野菜として食べていても
それでもやっぱりヘチマのポジションはタワシなんだね(笑)

ナーベラーの旬は夏なんだけど
まだあたたかい沖縄ではそこらへんに普通にぶらさがってる。
ドーーーーーーーーーーン!!
IMG_4507.jpg


ナーベラーは、水分が多く
ビタミンやカリウムなどのミネラルを豊富に含んでいるため
美肌にとっても効果的で、咳止めや利尿効果もあるそう。

そしてこのナーベラー、味噌と相性抜群◎
そこで沖縄の代表的な料理
ナーベラーンブシー(ヘチマの味噌煮)を作ってみたよv


*ナーベラーンブシー* (1人前)
ナーベラー(ナスで代用可):8cm
島豆腐(木綿豆腐でOK):150g
玉ねぎ:1/8個
ニンジン: 1/8本
しめじ:5個
塩・コショウ:適量
味噌:大さじ2~3
かつおだし:50ml
ごま油:適量

① まずナーベラーのへたを取り、皮は固いので薄緑色が残る程度に取り除く(軽く一枚そぐ程度)
② ごま油で玉ねぎ、ニンジンを炒め塩コショウ。しんなりしてきたらナーベラーとしめじを加える
③ 味噌をかつおだしで溶いたものを加え、豆腐を入れて弱火で20分ほど煮る
④ ナーベラーがゼリー状になってきたらできあがり~♪

実は5分ほど煮た頃、ためしにナーベラーを味見をしてみたんだけど
うわっ!泥臭っ!!まずっ!!!
これ…だいじょぶかな~と思いながら、煮込み続けること20分。
ナーベラーがとろんとろんのゼリー状になってきたところで
もう一度味見してみると、さっきの泥臭さは消え、ほんのり甘みがあっておいしい。
とろんとした食感はナスの黄色い部分みたい。

沖縄の島豆腐も中までじっくり味噌がしみて最高のお味◎
IMG_4482.jpg

今まで豆腐と言えば断然絹派だったんだけど
島豆腐はちょー木綿。
だけど、島豆腐のしっかりした歯ごたえと濃い大豆の味がおいしすぎて
沖縄に来て以来、すっかり島豆腐ファンになってしまった。

おいしさの秘訣は
ミネラル豊富な沖縄の海水をにがりとして使っているかららしい。
豆腐が好きであちこちでよく食べるけど
豆腐に関しては沖縄の豆腐がダントツにおいしいと思う。
沖縄が豆腐消費量全国No1というのも納得!


今日もごちそうさま
大地の恵みに感謝して*
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2011.12.17 Sat l おいしいごはん l コメント (0) トラックバック (0) l top

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