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昨年より、コラム連載を書かせていただいてる
インド初無料日本語情報誌【月刊チャロー】

今日は11月号に掲載された記事をお届けします*


《ネパールの迷信》
インドも迷信が多い国とは聞くが
ネパールも様々な民族・文化・宗教が入り混じっているため
星の数ほど迷信や縁起担ぎが存在する。

・夜、爪を切ると不吉なことが起こる
・黒猫が道を横切るとその日は台無しになる

ここらへんは日本でも聞き覚えがあるね。
海を越えて同じような迷信があるのは興味深い。

他には
・虹を指さすと不幸になる
・火曜日に髪の毛を切ったりヒゲを剃ったりしてはいけない

などなど。それにしても曜日限定の迷信とは斬新!

息子を連れて結婚式に参加した時
口をポカンと開けて眠っている息子の寝顔がかわいくて写真を撮っていたら
知らないおばちゃんがすっとんできて、いきなり怒られたことがある。

”子どもの寝顔の写真を撮ると子どもに不幸が起こるからやめなさい!”と。

わたしはこういった迷信をあまり信じていないのでたまに面倒に感じる時があったけど
ひとつだけお気に入りがあった。

それは”唐辛子を直接手渡すと、喧嘩する”

この迷信だけはなるほど!と腑に落ちた。

ネパール料理に欠かせない唐辛子。
わたしはインド人もビックリするほどの激辛好きで
お店でも家でもよく追加の唐辛子をお願いしていたが、いつも必ずテーブルかお皿の上に置いてくれた。

この迷信を忘れて、つい手を差し出してしまったことが何度かあるけれど
絶対に誰も手渡ししてこない。
笑いながら”だってあなたと喧嘩したくないもの”って。


ネパールでもし唐辛子を手渡されたら、それは果し状ってことなのかしら?
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2015.11.10 Tue l ネパールの生活 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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