ネパールの主食・ダルバート。
ダルバートとはネパールの定番ご飯のことで、まぁカレー定食のことだ。
ダル(豆カレースープ)、バート(お米)、タルカリ(カレー味のおかず)、アチャール(漬け物)
で構成されていて、右手でこねこね混ぜて食べる。
ネパール人はこのダルバートを昼と夜の1日2回食べる。
タルカリやアチャールは季節の野菜を使うから、食材や調理法は日によって変わるけれど
それでもとにかく毎日ダルバートなのだ。
日本で当たり前のように交わされる
『今夜は何食べようか?』
『明日のお昼は何作ろうか??』
なんて会話はネパールでまず聞いたことがない。
海外生活が長いネパール人をのぞいては
日本人みたいに“今日はイタリアン”“明日は中華”というような
食事を選択して楽しむといった感覚は全くないように感じる。
ちなみにネパールでは
風邪を引いても、お腹を壊してもダルバート。
結婚式に呼ばれてもダルバート。
葬式に参加してもダルバート。
赤ちゃんの離乳食までもダルバートだ。
とにかくネパール総国民ダルバート漬けなのだ。
ネパールに来たばかりの頃
ダルバート漬けの食事にウンザリして家でよく日本食を作っていた。
外国人の友達に日本食を作ってあげると喜んでくれるが
ネパール人に日本食を作っても反応はとにかく鈍い。
『新しい味…だね』
『味が薄い…』
『おかずが甘い…』
とかそんな感じで全然喜ばれない。
日本のカレーなんて最悪にまずいらしい。
唯一、日本の梅干しだけはネパールのアチャールに似ていて好評だったかな。
日本食に限らず新しい食べ物は、勧められてやっと口にしてみるといった感じで
“新しい食べ物を味わってみたい”という好奇心すら全くないように感じる。
ネパール人曰く“ネパール・インド以外の食べ物はスパイスが効いてないから物足りない”んだとか。
そして、ダルバート漬けの食事にウンザリしていたわたしにもついに変化が!!
“ダルバートは週に2回で十分”と言っていたわたしが
最近では2日間ダルバートを食べないだけで、無性にダルバートを食べたいと思うようになってしまった。
そして気付いたら自分でもダルバートを作るようになっていた。
味覚がどうやらネパール化してきたようだ。
ネパールに移住した当初はお菓子までカレー味なことに嫌気がさして
輸入品のポテトチップス(うす塩味)を買ったりしていたけど
いつの間にかネパール・インド産のカレー味のスナックの方を好むようになっていた。
慣れってすごい。
そして、日本の子育てでは考えられないと思うけど
8ヶ月の息子にもわたしたちが食べているのと同じダルバートを潰して食べさせている。
おかげでうちの息子はスパイスの効いたダルバートも生のパクチーも
平気でモリモリ食べるようになった。
旦那が作ってくれた本日のダルバート
ジャガイモ・カボチャ・トマト・レモン・からし菜・唐辛子は
うちの畑で育ったオーガニックのもの。
右手でよーくこねこね混ぜてから口に運ぶとそれはそれは絶妙なハーモニー♡
おいしすぎて、今日は2回もおかわりしてしまったよ。
初めてネパールを訪れた7年前
ダルバート漬けの日々にうんざりして『アイ ドント ライク ダルバート!』
とネパール人に言い放ち、寂しそうな顔をされてしまったわたしも
今ではすっかりダルバートが主食になりましたとさ。
今日もごちそうさま、大地の恵みに感謝して*
ダルバートとはネパールの定番ご飯のことで、まぁカレー定食のことだ。
ダル(豆カレースープ)、バート(お米)、タルカリ(カレー味のおかず)、アチャール(漬け物)
で構成されていて、右手でこねこね混ぜて食べる。
ネパール人はこのダルバートを昼と夜の1日2回食べる。
タルカリやアチャールは季節の野菜を使うから、食材や調理法は日によって変わるけれど
それでもとにかく毎日ダルバートなのだ。
日本で当たり前のように交わされる
『今夜は何食べようか?』
『明日のお昼は何作ろうか??』
なんて会話はネパールでまず聞いたことがない。
海外生活が長いネパール人をのぞいては
日本人みたいに“今日はイタリアン”“明日は中華”というような
食事を選択して楽しむといった感覚は全くないように感じる。
ちなみにネパールでは
風邪を引いても、お腹を壊してもダルバート。
結婚式に呼ばれてもダルバート。
葬式に参加してもダルバート。
赤ちゃんの離乳食までもダルバートだ。
とにかくネパール総国民ダルバート漬けなのだ。
ネパールに来たばかりの頃
ダルバート漬けの食事にウンザリして家でよく日本食を作っていた。
外国人の友達に日本食を作ってあげると喜んでくれるが
ネパール人に日本食を作っても反応はとにかく鈍い。
『新しい味…だね』
『味が薄い…』
『おかずが甘い…』
とかそんな感じで全然喜ばれない。
日本のカレーなんて最悪にまずいらしい。
唯一、日本の梅干しだけはネパールのアチャールに似ていて好評だったかな。
日本食に限らず新しい食べ物は、勧められてやっと口にしてみるといった感じで
“新しい食べ物を味わってみたい”という好奇心すら全くないように感じる。
ネパール人曰く“ネパール・インド以外の食べ物はスパイスが効いてないから物足りない”んだとか。
そして、ダルバート漬けの食事にウンザリしていたわたしにもついに変化が!!
“ダルバートは週に2回で十分”と言っていたわたしが
最近では2日間ダルバートを食べないだけで、無性にダルバートを食べたいと思うようになってしまった。
そして気付いたら自分でもダルバートを作るようになっていた。
味覚がどうやらネパール化してきたようだ。
ネパールに移住した当初はお菓子までカレー味なことに嫌気がさして
輸入品のポテトチップス(うす塩味)を買ったりしていたけど
いつの間にかネパール・インド産のカレー味のスナックの方を好むようになっていた。
慣れってすごい。
そして、日本の子育てでは考えられないと思うけど
8ヶ月の息子にもわたしたちが食べているのと同じダルバートを潰して食べさせている。
おかげでうちの息子はスパイスの効いたダルバートも生のパクチーも
平気でモリモリ食べるようになった。
旦那が作ってくれた本日のダルバート
ジャガイモ・カボチャ・トマト・レモン・からし菜・唐辛子は
うちの畑で育ったオーガニックのもの。
右手でよーくこねこね混ぜてから口に運ぶとそれはそれは絶妙なハーモニー♡
おいしすぎて、今日は2回もおかわりしてしまったよ。
初めてネパールを訪れた7年前
ダルバート漬けの日々にうんざりして『アイ ドント ライク ダルバート!』
とネパール人に言い放ち、寂しそうな顔をされてしまったわたしも
今ではすっかりダルバートが主食になりましたとさ。
今日もごちそうさま、大地の恵みに感謝して*
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