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ヴィクラム暦・2071年バドウ月(5月)23日から
Indra Jatra(インドラジャトラ)が始まった。

インドラジャトラとは雨をもたらす豊穣の神・インドラを祝福するお祭り。
クマリと呼ばれる生き神の少女を乗せた山車がカトマンズ中を巡業することでも有名で
毎年9月に首都・カトマンズで開催される。

インドラジャトラは8日間続く大規模なお祭りで
2日目にカトマンズに行ってみると
寺院はたくさんのイロトリドリなお供え物で溢れていた。
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あちこちから賑やかな演奏が聴こえてきて
街角では神様や悪魔の仮面を付けた人たちが音に合わせて踊っている。
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少し歩いていくと、人ごみに遭遇。
近くの人に尋ねてみると『もうすぐここをクマリが通るよ!』とのこと。

クマリとはヒンズー教と仏教を併合したネワール族の信仰神でネパールの生きた神様のこと。

クマリは血のけがれのない(初潮前)ネワール仏教徒のサキャ出身の少女から選ばれる。
満月の日に産まれた3~5歳の少女で、なおかつ32ものきびしい条件を全てクリアしなければならない。
クマリに選ばれた少女は両親のもとを離れ、生き神クマリとしてクマリの館に住むことになる。
ケガや初潮による出血がみられると次の新しいクマリに交代する。

世界中に神様はたくさんいるけれど
生き神として祀られているのは、ネパールのクマリだけ。

そしてクマリは一年に一度インドラジャトラの大祭の時に山車にのって町を巡行する以外は
館から外に出ることはないので
インドラジャトラの期間中はクマリを一目見ようとネパール中から人が押し寄せる。

人々の熱気が入り交じる中
ついにクマリを乗せた金色の山車が笛や太鼓の音とともに登場!
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停電で薄暗い狭い路地を巨大な山車が勢いよく通り抜けていくのが恐ろしかったけど
念願の“生クマリ”をこの目で見ることができたよ。
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クマリは初潮を迎えたら引退。
普通の少女から生き神に選ばれ、そしてまた普通の少女に戻る。
なかなか波乱万丈な人生だよね。


クマリを見たあと、祭りの中心地・ダルバール広場へ
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広場の中央には、普段は見かけない1本のながーい木の柱。
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祭の初日に木の柱を立てて、祭りが始まり
最終日に倒され川に流されて、祭りが終わる。


普段は大きな扉の中にいて人目に触れることのないセトバイラブ神像も
今日はご開帳されていたよ。
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祭期間中は口から出てるパイプから
チャンと呼ばれるお米から作られたお酒が流れてくる時もあるんだって。


今回はちょうど日本から友達が遊びにきていたので
一緒にお祭りを楽しんだよv
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ちなみに一番左の彼女とは7年前に一緒にネパールを旅した。
あの時はまさか自分がネパールに嫁ぐだなんて想像もしてなかったな(笑)
何が起きるか分からないから人生って本当に面白い。


またきてね、ありがとう*
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2014.09.09 Tue l ネパールの生活 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

インドラ神のお祭り
はじめまして!
インドラ神のお祭り始めて見ました!
ヒンドゥー教ではインドラ神はあまり信仰されてないイメージがあるのですが、実は結構今も信仰されているんですか?
2016.02.28 Sun l サトシ. URL l 編集
Re: インドラ神のお祭り
サトシさんはじめまして*
ネパールのインドラジャトラはかなり大きなお祭りです。
インドラさんという名前の男性も多いので、ネパールではインドラ神ファンが多いのかもしれませんね〜
2016.02.29 Mon l 吉川あい子. URL l 編集

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