仕事柄、ネパールから日本に荷物を送ることがよくある。
ネパールは発送方法もユニークなので
今回はその流れをご紹介したいと思います。
日本からEMSやAIR MAILで海外発送する場合、日本全国どこの郵便局でも取り扱ってくれるけど
ネパールから海外発送する場合は、首都カトマンズの中央郵便局(GPO)まで足を運ばなければならない。
シッピング代行業者も多数存在するんだけど
内容は同じなのに、郵便局と比べると3~4倍の金額がかかるから使ったことがない。
(これはあくまで頻繁に輸出目的で使うわたしの目線。
時間が限られてる短期旅行者がお土産を1箱送りたいなどという場合は
中央郵便局まで行く手間や、面倒な申告手続きのことを考えると
シッピング代行業者は本当に便利なサービスだと思うよ。)
そんなわけで月に1、2回、まとめて海外発送するためにカトマンズの中央郵便局へ
首都の中央郵便局とは思えないのんびり感が漂う。
まず申告用紙に必要事項を記入する
次は荷物検査。
(違法なものや、薬物、危険物などの取締りが目的で
どんなにキレイにプチプチでくるんで梱包していても全て開けてチェックされるので
梱包せずに持っていくのがオススメ)
封筒に入るような小さな荷物は検査が終わったらそのまま受け付けてくれるけど
大きな荷物はカウンター前に陣取っている「縫い屋」さんの所に持っていく。
白い布を荷物にあてて、荷物の大きさにあわせて白い布をびりりっと破り
そして、大きな針でザクザク縫い合わせる。
別料金で350Rs (390円)
見事な針さばきに思わず見とれてしまう。
布でしっかり包まれた荷物を今度は
奥に座ってるロウソクおじさんのところに持っていく。
赤いロウを炙って溶かして
縫い目の部分を何ヶ所もロウで封印して、さらに割り印を押してもらう。
これまた別料金で25Rs (28円)
白い布の上からマジックでお届け先&送り主の住所を記入して完了。
ここまでの所要時間、約30分。
この梱包方法は昔イギリスでやっていて、それが植民地だったインドに伝わり
それをネパールで取り入れたのがまだ残っているんだとか。
時間と手間はかかるけれど、昔ながらの情緒があってなんだかいいね~
これからヒマラヤの山々と海を越えて日本へ旅立っていく商品達
元気にお客様の元へいってらっしゃーい!
ネパールは発送方法もユニークなので
今回はその流れをご紹介したいと思います。
日本からEMSやAIR MAILで海外発送する場合、日本全国どこの郵便局でも取り扱ってくれるけど
ネパールから海外発送する場合は、首都カトマンズの中央郵便局(GPO)まで足を運ばなければならない。
シッピング代行業者も多数存在するんだけど
内容は同じなのに、郵便局と比べると3~4倍の金額がかかるから使ったことがない。
(これはあくまで頻繁に輸出目的で使うわたしの目線。
時間が限られてる短期旅行者がお土産を1箱送りたいなどという場合は
中央郵便局まで行く手間や、面倒な申告手続きのことを考えると
シッピング代行業者は本当に便利なサービスだと思うよ。)
そんなわけで月に1、2回、まとめて海外発送するためにカトマンズの中央郵便局へ
首都の中央郵便局とは思えないのんびり感が漂う。
まず申告用紙に必要事項を記入する
次は荷物検査。
(違法なものや、薬物、危険物などの取締りが目的で
どんなにキレイにプチプチでくるんで梱包していても全て開けてチェックされるので
梱包せずに持っていくのがオススメ)
封筒に入るような小さな荷物は検査が終わったらそのまま受け付けてくれるけど
大きな荷物はカウンター前に陣取っている「縫い屋」さんの所に持っていく。
白い布を荷物にあてて、荷物の大きさにあわせて白い布をびりりっと破り
そして、大きな針でザクザク縫い合わせる。
別料金で350Rs (390円)
見事な針さばきに思わず見とれてしまう。
布でしっかり包まれた荷物を今度は
奥に座ってるロウソクおじさんのところに持っていく。
赤いロウを炙って溶かして
縫い目の部分を何ヶ所もロウで封印して、さらに割り印を押してもらう。
これまた別料金で25Rs (28円)
白い布の上からマジックでお届け先&送り主の住所を記入して完了。
ここまでの所要時間、約30分。
この梱包方法は昔イギリスでやっていて、それが植民地だったインドに伝わり
それをネパールで取り入れたのがまだ残っているんだとか。
時間と手間はかかるけれど、昔ながらの情緒があってなんだかいいね~
これからヒマラヤの山々と海を越えて日本へ旅立っていく商品達
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