ネパールで赤ちゃんが産まれて最初に行う儀式
Nauran(ノーラン)
ノーランとは
ひと言で説明すると“仏教の名前を授ける日”
そして産まれた子どもの健康と幸せを家族みんなで祈る。
ノーランは赤ちゃんが産まれた日を含めて数えて
3日目、5日目、7日目、9日目、11日目のいずれかに行う。
産まれて9日目の今日は
旦那の実家にお坊さんが来てノーランを行った。
お供え物の数々
まず、お坊さんがガンター(鈴)を鳴らしながらマントラを唱える。
5種類のハーブは魔除けの意味があるらしい。
この中に熱した石と水を入れて、その湯気を赤ちゃんをはじめ家族全員が浴びる。
その後、家から出て
お母さんが赤ちゃんを抱いたまま太陽に向かって3回おじぎをする。
(本来はこの時に初めて母親と赤ちゃんが太陽の光を浴びるそうだ。)
そして仏教名をいただく。
名前は赤ちゃんの産まれた日時や星の位置を見ながら決められる。
(うちの息子は午年なので馬の絵が描いてあった。)
ちなみにここでいただいた名前は居合わせた家族以外の人に
口外してはいけないらしい。
おでこに銀貨を貼付けてもらう。
この銀貨は赤ちゃんのお守りとして、大切にとっておく。
最後に赤ちゃんにロキシー(お酒)を飲ませる。
飲ませると言っても、唇にひとしずく垂らす程度だけど
世界の中でも一番最初にお酒を口にする民族がタマン族とも言われている。
パパが息子の唇にお酒をぽたりとたらすと
すぐにぺろりと舐めて
そして、一瞬顔がくしゃくしゃってなった。
この日は息子のために
出産の報告を聞いて日本からすぐ駆けつけてくれた母、旦那の両親
旦那の兄弟、姪っ子、親戚達が集まって
新しいいのちの誕生を一緒に祝福してくれた。
そしてお祝いの電話やメッセージをくれたみなさんにも
本当にありがとうございます*
人間ていうのは慣れてしまう生き物だから
息子がもう少し大きくなったら、“もっとこうなって欲しい”とか
親の願望が出てきてしまう時もあるかもしれないけど
ありのままの息子をいつもあたたかく見守っていきたいな。
五体満足で産まれてきてくれたあの日
ただそれだけで幸せいっぱいだった気持ちを
ずっと忘れずにいたいと思った。
どうか健康でイロトリドリな人生を*
Nauran(ノーラン)
ノーランとは
ひと言で説明すると“仏教の名前を授ける日”
そして産まれた子どもの健康と幸せを家族みんなで祈る。
ノーランは赤ちゃんが産まれた日を含めて数えて
3日目、5日目、7日目、9日目、11日目のいずれかに行う。
産まれて9日目の今日は
旦那の実家にお坊さんが来てノーランを行った。
お供え物の数々
まず、お坊さんがガンター(鈴)を鳴らしながらマントラを唱える。
5種類のハーブは魔除けの意味があるらしい。
この中に熱した石と水を入れて、その湯気を赤ちゃんをはじめ家族全員が浴びる。
その後、家から出て
お母さんが赤ちゃんを抱いたまま太陽に向かって3回おじぎをする。
(本来はこの時に初めて母親と赤ちゃんが太陽の光を浴びるそうだ。)
そして仏教名をいただく。
名前は赤ちゃんの産まれた日時や星の位置を見ながら決められる。
(うちの息子は午年なので馬の絵が描いてあった。)
ちなみにここでいただいた名前は居合わせた家族以外の人に
口外してはいけないらしい。
おでこに銀貨を貼付けてもらう。
この銀貨は赤ちゃんのお守りとして、大切にとっておく。
最後に赤ちゃんにロキシー(お酒)を飲ませる。
飲ませると言っても、唇にひとしずく垂らす程度だけど
世界の中でも一番最初にお酒を口にする民族がタマン族とも言われている。
パパが息子の唇にお酒をぽたりとたらすと
すぐにぺろりと舐めて
そして、一瞬顔がくしゃくしゃってなった。
この日は息子のために
出産の報告を聞いて日本からすぐ駆けつけてくれた母、旦那の両親
旦那の兄弟、姪っ子、親戚達が集まって
新しいいのちの誕生を一緒に祝福してくれた。
そしてお祝いの電話やメッセージをくれたみなさんにも
本当にありがとうございます*
人間ていうのは慣れてしまう生き物だから
息子がもう少し大きくなったら、“もっとこうなって欲しい”とか
親の願望が出てきてしまう時もあるかもしれないけど
ありのままの息子をいつもあたたかく見守っていきたいな。
五体満足で産まれてきてくれたあの日
ただそれだけで幸せいっぱいだった気持ちを
ずっと忘れずにいたいと思った。
どうか健康でイロトリドリな人生を*
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