インド・ネパール・スリランカの準備で、絶対に必要なのがパスポート・航空券、そしてビザの手配。
ビザはちょうど今申請中なので、取得できたら後日詳細をアップしますね!
今回はインド鉄道オンライン予約編。
まず、電車の予約に関してなのですが
普通の時期なら、日本からわざわざオンラインで予約する必要はないでしょう。
現地に着いてから駅構内にあるENQUIRY(窓口)
または駅に隣接したRailway reservation office(鉄道予約オフィス)でチケットを購入できます。
じゃあ今回はなぜわざわざオンラインで手配したのかというと
今回インドに入ったらまず向かうのが、12年に一度の世界最大のお祭り・クンブメーラだから。
ちなみに前回の2001年は祭り開催期間中の1ヶ月間に7000万人の人がアラハバードを訪れたとか!!
7000万人!???
なんかもうスケールが大きすぎて、全く想像もつきません。
7000万人がどのくらいの人数かというと
東京ディズニーランドの1年間の入場者数が2500万人だから
その3倍近くの人数がたった1ヶ月間の間にひとつの町にどっと押し寄せるわけだから、これはもう大変!
というわけで今回のように電車の混雑が予想される時期に移動する場合
もしくは短期旅行でスケジュールをしっかり組みたいという場合は事前に予約した方が安心でしょう。
そこでまず今回参考にさせてもらったサイトはこちら
インド鉄道 達人の予約術席の種類や予約の方法など、写真付きで分かりやすく説明してあってとてもためになるサイトです。
が!
残念ながらこれは2009年時点の話で
いざ予約しようと予約サイト(IRCTC)のページを開いてみたら
会員登録する際にインドの携帯電話の番号が必要で
登録した携帯電話に届いたOTP(ワンタイムパスワード)を入力することで
会員登録できる仕組みになっていた。
つまり、インドにいる友人に携帯電話の番号を借りて
その携帯電話に届いたOTPを伝えてもらうという手段を取らない限り
登録できなくなってしまっていたのだ。
しかも決済の際はインドで発行されたクレジットカードが必要だそうで
日本在住の人にはなかなか難しい。
そこで、見つけたのが
CLEARTRIPCLEARTRIPはインドの携帯電話の番号を持たない外国人でも登録することができ
列車のオンライン予約も可能。(2013年1月現在)
ただ、ややこしい部分がいくつかあったのでご紹介させていただきますね。
【会員登録】
まずご説明したいのがCLEARTRIPの会員登録を完了させるためには
Email OTPとMobile OTPという2種類のOTPが必要になるということ
それではHPを開き、Registarをクリックして会員登録のページにうつる
登録画面で立ち止まってしまうのが
インドの10桁の携帯電話番号とインドの6桁の郵便番号を入力する部分。
そこで横のFor non-indian residents(外国人の方へ)という注意書きを読んでみると
1 外国人はダミーで構わないので適当に10桁の電話番号と6桁の郵便番号を入力してください
2 パスポートの写真のデータをメールで送ってください
3 アカウントを起動させるためにはここをクリックしてください
4 …
と書いてある。
とりあえず、適当な数字を入力して登録するとメールアドレスにEmail OTPが届く。
まずはEmail OTP ゲット♪
次にパスポートの顔写真のページをカメラで撮り、指定されたメールアドレスに添付して送る。
(大きいデータサイズのまま送ったら
しばらくして写真のサイズを1MG以下にして再度送り直してとメールが届いてしまった。
なのでリサイズしてもう一度送る)
そうすると翌日メールアドレスにMobile OTPが届いた。
これでMobile OTPもゲット♪
OTPがふたつそろったら、移動希望日と発着地を入力して予約画面まで進む
そうするとさきほどの"For non-indian residents"という注意書きが現れる
項目3 青字の
clicking hereをクリックして、Email OTPとMobile OTPを入力する
こうしてめでたくアカウントを取得♪♪
【予約】
次は本題の予約。
ちなみに列車の予約はインド時間8:00〜12:00(日本時間11:30〜15:30)の間は受け付けてくれないし
空席状況すら確認することができない。
電車の座席は全部で7種類の等級がある。
これに関しては人それぞれ旅のスタイルや求めるものが違うと思うので
一概にどれがオススメとは言えないのだけど
わたしは通常一番安いSLクラス (3段寝台 エアコンなし)に乗る。
暑すぎる時期は3Aクラス(3段寝台 エアコン付き)が快適でオススメ
優雅な電車旅を期待する人にはオススメできないけど
わたしはインド人ファミリーに囲まれてワイワイ移動するあの感じが大好きなのだ。
そしてなにより安い!
予約の際に座席の位置を希望出せるんだけど、もし長時間の移動でひとりで寝台の席を利用するなら
ここは迷わず
side upper(通路側の上段)を!
上に昇り降りするのが面倒だからといってうっかりlower(下段)を選んでしまうと
人が寝ていようがお構いなしにインド人がどんどん座ってきて眠るどころではなくなってしまうのだ。
そして、今回の予約の結果はというと、なんとか席を確保できました。
この電車を除いて残りの電車は全て全クラス満席!!
危なかった〜さすが7000万人規模のお祭り!さすがクンブメーラ!!
ちなみに今回唯一空いていた席というのがRAC枠。
これがまたややこしんだけどRAC枠というのは確定とキャンセル待ちの中間のポジションらしい。
Available >
RAC(Reservation Against Cancellation)>
WL(waiting list)日本人の感覚からすると「えっ!?乗れるの?乗れないの??一体どっちなの???」
って意味が分からないのだけど、どうやら席は確保できてないけど
「とりあえずこの電車には乗れる権利はあるよ」ということらしい。
なんだかちょっぴり不安は残るけど、このチケットでなんとかクンブメーラには辿り着けそうです。
このつづきは
インド鉄道・乗車編(コルカターアラハバード)で
それでは、みなさんも良いインド列車の旅を*